「THE HOTEL HIGASHIYAMA」がGSTC認証を取得 東急ホテルズ&リゾーツの運営ホテルで初

グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)は、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社(東京都渋谷区)が運営する「THE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYU, A Pan Pacific Hotel」(以下、THE HOTEL HIGASHIYAMA)が、第三者認証「GSTC認証」を取得したと発表しました。取得日は2026年9月25日付です。この認証は、GSTCが策定・管理する「GSTCスタンダード」に基づいています。

協力覚書に基づく取り組みで、運営ホテルとして初の取得
今回の取得は、東急ホテルズ&リゾーツとGSTCが2026年6月に締結した協力覚書に基づく取り組みの一環です。東急ホテルズ&リゾーツが運営するホテルがGSTC認証を取得するのは、今回が初めてとなります。
東急ホテルズ&リゾーツは協力覚書の締結にあわせて、GSTCスタンダードを今後のサステナビリティ戦略のフレームワークとして活用する方針を示しました。あわせて、持続可能なホテル運営や人材育成、サプライチェーンを含む取り組みを進めるとしています。GSTCは、この方針がホテル運営の現場で具体的に実装された最初の事例が今回の認証取得であり、同社によるサステナブルツーリズム推進の着実な前進を示すものと位置づけています。
地域との共生を進めてきたホテル、得た知見はほかのホテルへ
THE HOTEL HIGASHIYAMAは、日本の観光・文化を世界に発信するホテルとして、これまでも持続可能な観光の実現に向けた取り組みを重ねてきました。地域社会との共生や、文化・自然環境への配慮などがその例です。
GSTCは、東急ホテルズ&リゾーツが今回の認証取得で得た知見や仕組みを各ホテルへ展開し、日本の観光産業におけるサステナブルツーリズムの発展につなげていくことに期待を寄せています。
GSTCの認定を受けた第三者機関が審査
「GSTC認証」は、GSTCスタンダードに基づいて、GSTCから認定を受けた第三者認証機関がホテルなどの事業者の取り組みを審査し、認証する仕組みです。THE HOTEL HIGASHIYAMAの認証審査は、GSTCの認定を受けた第三者認証機関であるVireo(本社:イタリア・パドヴァ)が担当しました。
ここでいう「GSTCによる認定」とは、認証機関がGSTC認証を実施する能力を持っていることを、GSTCが証明することを指します。
GSTCとはどんな団体か
グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(Global Sustainable Tourism Council:GSTC)は、持続可能な旅行・観光に関する国際標準「GSTCスタンダード」を策定・管理している国際非営利団体です。国連環境計画(UNEP)や国連世界観光機関(UNWTO、現UN Tourism)などの支援を受けて2007年に設立されました。現在は、各国政府や観光局、ホテル、旅行会社、認証機関、NGOなど、世界中のさまざまな組織・団体が会員として参加しています。
GSTC自体は観光事業者を直接認証する機関ではありません。サステナブルツーリズム認証を行う第三者機関の認定に加え、国際スタンダードの普及や人材育成・研修などを通じて、各国の関係者と連携しながら持続可能な観光の推進を支えています。










